創作活動をしていますと、同じ様な人たちが集まりますので、様々な意見交換が出来ます。
何かの上達に関して、相談を受ける事は有りますので見合った返答はするのですが
これは自分でも悪い癖で･･･
正論で論破しちゃうときが有るんです(;´･ω･)
痩せは治っても癖は治らん
八（や）と九（く）をかけた諺らしいのですが、痩せ(病)は治っても癖は治らない。そのまま。
自分の考えは絶対(的)に正しい訳では無い事は重々承知の上なのだが、たまに私よりもとんでもない
斜め上からの事を、さも正論の様に投げかけるのでムキになる･･･悪い癖(￣▽￣;)
だって･･･
作品を売るほど欲を持ちたくないし、大切だから手元に置いておきたいんだ
でも、何か有名な人が見つけてくれて、有名なってお金欲しい!!!
じゃあ、分かったから作品作りなよ?時間かけて作製するのは良いけど、個展すら開けない点数で
しかも小さなサイズばかりで。原本は売りたくない、その辺で適当にコピーしている商品で
お金儲けしようなんて虫が良すぎる。それは上手い下手に関わらず、誰にでも云える事。
有名なりたければ、欲しいと思うものを考えるのも有りなんじゃない？
インフルエンサーが気に入ってくれて、コレクターが見つけてくれるかも？
そしてスポンサーがつけば、創作活動もしやすいし食べて行けるのでは・・・・？
そういうアーティストがゴロゴロ山ほど転がってる。
自分がダイヤの原石だと思って活動している作家なんて掃いて捨てるほど居る。
大して上手くも描けない人間に云われる筋合いないんだけど？
私は自分が下手な事を自覚しているからこそ、練習もする勉強もする。
人のアドバイスにも耳を傾ける。実践する。
自分が出来る事を磨いていっているよ？
アートの世界こそ、訳の分からないモノ
子供の落書きと紙一重。だけど、子供は正直だ。欲し物は欲しいし、要らない物は要らない。
超絶美しく描かれていても、ピンと来なかったりするし。上手けりゃ良いって訳でも無いみたいで
そうゆう反応が好きだな(笑)
怖いもの見たさでグダグダに壊れたアニメキャラなんかも好きなんだし、反応が面白い。
けれど何となくカワイイモノは好きなんだ。この前のイベントで描かせれば、竹くわえた鬼や
放電する黄色い動物でさえ「かわいい♡」って夢中で描くんだから、子供の目は正直なんだ。
そこを狙って動物をモチーフにする方も多いんだけど････
妙にリアルに描き過ぎて、それを見て泣いてる子供いたよ:(；ﾞﾟ”ωﾟ”):
リアルならリアルを追求しなきゃだし、リアルも追及しないで中途半端に出した世界観を
押しつけられても怯えるだけ。
そのギャップが埋まった時、人から認められる事は有るでしょう。
そうアドバイスしても、耳を傾けず自分の世界観を押しつけている間は
認められることは無いでしょう。
「認められなくてもいい。自分と云う人間、作品を知ってもらいだけ」
そんな声もよく耳にします。いやいや、、、、だからッて受け手を置いてけぼりにして
それはあり得ないっていうても、どこ吹く風ですわ。
「人の趣味にアドバイスや口出ししない方が良いんじゃない？」
別の方が仰るものですから、本当にその通りなんです。その方が趣味として、楽しんでるんで有れば
私には無関係なのですが、アドバイスを請われたら親身になるじゃないですか( ´∀｀ )？？
実際現代社会に於いては、どれだけ無名の方であっても世に出るチャンスが転がっています。
その術も知っていますし、その方がどうすれば認められていけるか後押しする事も出来ますが
そうして欲しいのであれば、プロデュースするこちらの意見も聞いて欲しいのですよ？
こちらの意見は聞かない、自分は今のままで誰かに早く見つけてもらいたいんだ!!!
･････んな虫のいい話があるもんか!!!!!
白馬の王子様!!億万長者様カモーーーン!!!!
結局、誰かが自分を幸せにしてくれるのを、待ってるんですよ(笑)
「その絵、○○百万円で売って下さい」
「アナタの事を、有名にしてみせます！私にお任せください！！」
「お金を気にせず、あなたの好きな作品を作り続けて下さい！！！」
それ、待ち。誰だって夢見る、それ、待ち???(笑)
福井でも有名な画家さんがおって、生前は１枚も売る事が無かったそうです。
その代わり家族は出て行き、山奥で「ちょっと変わった人」的に住んでいらっしゃって
近所の方々が、時折食べ物や様子を見に行ってらしたようですよ。
一匹狼とか、誰ともつるまない主義とか云ってますが
人は一人で生きて行けないし、アートこそ見る人がいなければ、受けれる人がいなければ
ただのゴミ(笑)
そんなシビアな目で見て、考えてる私が己書の師範やってるんですからね(笑)
やっぱり世の中矛盾だらけですよ。
だから選んだ、己書
己書は誰とも比べない、自分だけの書です。
自己満足で描いて居ればいいんです。公式がそう云ってるんですから。
師範になった私でさえ趣味の延長と思っていますが、幸座をして生徒さんからお金を貰う以上
「かわいいな」「描いてみたいな」「真似してみたいな」そんな作品を作ってゆきたい、
だから上達する為に、何十枚何百枚と描いては捨て・・・
描いては出し、、、それでも捨て、描き直し、何とか世に出しています。
だけどそんな努力誰も知ろうとしないし、こっちから云いません。
それ覚悟で師範になったのだから。それ覚悟で、勉強しているのだから。
もしあなたが、いつも作って居る作品をみんなが上手だって褒めてくれるのであれば
是非、もう一歩踏み出してみて下さい。
その時本当の、オリジナル作品が生まれ、有名になるでしょう!!!
それが己書であっても良い、己書じゃなくても良い
私に相談するなら「己書」有りきでお応えしますが、生かすも殺すも「あなた次第」
どうか道が拓けますように。それが私の「ねがい」です。
心がワクワクする方へ、行ってみよう。
